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漢方薬って長くつづけるとよい、て何故?

投稿日:
2013.07.06
| カテゴリー:
リラクゼーション部専門家
| 投稿者:
林皇毅
漢方薬って長くつづけるとよい、て何故?

漢方薬って長くつづけるとよい、て何故?

こんにちわ(こんばんわ)、林です。ウェルビネさんの初投稿をさせていただきます。

私は日頃、アロマの資格教育をしているのですが、漢方のことも大好きで、実はアロマより先に漢方に興味をもっていました。

今日は漢方のお話しです。

よく、漢方は体質改善だから長くつづけなきゃだめよ。。って聞きますよね。
たぶん、効き目が穏やかだから、少しずつ効いていくのかな?とか、いろいろな憶測が飛び交います。
しかし、中には同じ漢方を飲んでも、すぐに効き目の出る人もいるのです。 あの人は漢方が合うんだなとか、これもよく言われますが、実はこれには理由があるのです。

漢方薬に含まれる有効成分は通常、有効な薬効成分が丸出し(裸)の状態ではなく、糖類と、結びついて生薬中に存在します。 それら、有効成分+糖の状態の分子構造を配糖体というのですが、配糖体はさまざまな消化酵素では分解されず、最後に腸内細菌の酵素作用によって初めて分解されます。

このとき、切り離された糖は、ある特定の腸内細菌のエサとなり、有効成分は薬理作用を現出します。 この特定の腸内細菌(善玉菌の仲間)がはじめから腸内に多いと、漢方はすぐに効き、少ない人、つまりは腸内菌が悪玉ばかりだと、その腸内菌が徐々に増えていくのを待って、効果がでてくるのです。

特定の腸内菌にとって、特定の漢方薬との相性があり、その漢方を飲み始めることで、エサが増えるため、分解に適した菌が増え始めて、腸内の菌叢が変化してくる時間が必要なのです。

日本では、古くから味噌や糠漬けなどの発酵食品を食べています。
実は、日本の伝統的な発酵食品と漢方薬は相性がよく、植物性の糖類を分解する菌の種類がたくさん含まれているのですね。 伝統食と伝統薬は、とても関係が深いものなのです。

漢方の多くは、保険適用されるので、工場で作られた新薬と同じような目線で使われるようになっていますが、本当の力を引き出すには、食から変えていく必要があるんですね。

マクロビオティックや、塩麹など、はやりの食のブームはいろいろありますが、今一度、基本にもどって、日本の伝統食を実践してみてはいかがでしょうか?

漢方は、私たちが知っている以上に、幅広く食品にまで広がっています。
実は、米や小麦も漢方薬の材料です。

伝統食は、まさに医食同源の健康食なのですね。
お米食べないとか、なんとか、言っているあなた。偏った健康知識に翻弄されていませんか?

今日も、お元気で!!!

Witten by

林皇毅

林皇毅

ライブラ香りの学校校長。日本にアロマテラピーを普及した立役者。1988年ハーブとアロマの会社を立ち上げ、布引ハーブ園や淡路島の香りの館のプロジェクトに参加。今では公益社団法人にまで成長した、アロマ関係団体の創立メンバーで、数々の資格制度や検定制度を創設に尽力した。アロマ業界では知らない人がいないという。
著書に、「アロマテラピーコンプリートブック上・下」(BABジャパン)、成功するスパ&サロンマネージメント(BABジャパン)、「マルグリット・モーリーの生命と若さの秘密」(監訳・メディアート出版)などがある。

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