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美味しい「いただきます」が、明日の味覚を育てる

投稿日:
2015.03.11
| カテゴリー:
料理部
| 投稿者:
舞田美和

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1年前から、我が家に念願のホームベーカリーを導入し、毎朝、天然酵母を使った焼き立てパンを食べるという幸せを堪能しています。先日、天然酵母の作り置きがなくて、ドライイーストを使って焼いたところ…「むむむ・・・美味しいと感じられない( ;∀;)」という悲劇が!なぜだ?

ホームベーカリーを購入した時、最初はドライイーストを使ってパンを焼いてみたんです。その時の感動と言ったら!!!市販のパンとは、味も香りも雲泥の差。家族みんなで「美味しいねー」を連発しながら食べたのは、わずか1年前のことなのです。その後、注文していた天然酵母の種が届き、それ以来ずっと天然酵母パンを食べていたら、あっという間に、ドライイーストパンの味が変わってしまった(ように感じる舌になってしまった)というわけです。

どう美味しく感じないのか…一言で言うと、”人工的な味”がするんです。これが食品添加物の味なのでしょうか。どうやら、1年間ですっかり舌が人工的なものを察知する舌に変わってしまったようです。

最近、子どもたちが、心を込めて丁寧に作られた食事よりも、食べ慣れたスナック菓子やインスタント食品など、刺激の強い味や色鮮やかな見た目のものを好んで食べるといった食生活が、「キレやすい」など、脳の機能や心の発達にも影響があるのではと指摘され始めているようですね。

もちろん、スナック菓子やインスタント食品も、各メーカーが様々に苦心して安心・安全に配慮して作られているものだと思います。でも、本来、食事は、植物の命や生き物の命を「いただきます」というもの。いただく命に感謝して体に取り込み、体が、心が、作られるものなんだと思います。だから、命から遠のくほど、食べ物のありがたさを忘れ、作る人の大変さに思いを馳せることもなくなってしまうのかもしれません。「簡単」「便利」「安い」というメリットは否定できませんし、かくいう私もその恩恵にたくさん預かっていますが、失うのは健康だけではないということを意識する必要があるかもしれませんね。

毎日口にするもので、味覚は簡単に変わってしまうものなんだということを実感した先日の出来事でした。家庭での食事は、単なる栄養摂取ではなく、家族みんなの丈夫な体と心を育むもの。だからこそ、どんなものを食べ、どんな味覚を育てるかも大切にしたいですね。

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舞田美和

舞田美和

アラフォーに突入し、体のあちこちにエイジングサインを発見してしまう今日この頃。イキイキ素敵に歳を重ねて、チャーミングなおばあちゃんになるのが密かな夢です。美味しいものに目がない”食いしん坊キャラ”と”すっきりしなやかな身体”は果たして共存できるのか?実験中です!

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